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長浜ラーメン みよし (京都三条木屋町) [ラーメン]

京都は三条木屋町に一際ニオウ一画があります。ニオイの元は長浜ラーメン「みよし」です。学生時代に初めて屋台風の店の前を通った時は、『鼻が曲がる程の悪臭や!トンコツ?どんな味のラーメンやねんっ』と驚愕しました。それに対して、周囲の人の様子を見ると、誰も鼻をつまんでいないし、殊更ニオイについて話している人もいず、この京都の飲み屋街に何の問題も無く普通になじんでいる事に違和感を持ったのを覚えています。 が、そんな「みよし」、今では三条木屋町になくてはならない存在にまで私の中で昇格しています。初めて入ったのはいつだったかはもはや定かでは無いですが、恐らくクラブの先輩に何軒か飲み屋をハシゴした後で連れて行かれたのが最初だったと思います。『あっここ臭いラーメン屋やっ』と多少尻込みしたのですが、酔っ払っていた所為かニオイが気にならなかったのが勝因(?)です

【ラーメンについて】
ソーメンのように細い麺で、食感もソーメンの固ゆでに近いです(替え玉あり)。スープは意外とあっさりしていて、トンコツの甘味がほのかに感じられます。ただし、やはりあのニオイの元だけあって、トンコツの清も濁も併せたワイルド感があり、今まで食べたトンコツとは一味違います(←それは褒めているのか?)。また、無料のトッピングも充実していて、しょうが、ゴマ、高菜、天かす、カレー粉などがかけ放題なのも魅力です(かけすぎて、もはや何ラーメンか分からなくなってしまわないよう注意が必要デス)。


<ラーメン 天かすトッピングの図 600円 >

【店の雰囲気・システムについて】
屋台風で昭和の佇まいです。有名人のサインもちらほら。厨房を囲んだカウンターがある部屋が主で、込んでいる時はカウンターだけの部屋(※)や怪しげな地下室も使われます。厨房のある部屋以外では食い逃げ防止の為か、先払い制です。

【営業時間について】
営業時間は昼から翌早朝までやっているので、学生時代はカラオケオールした後(5時とか)にもよく利用してました。若かったなぁ・・・今はムリ。

【長浜ラーメンについて】
長浜はトンコツラーメンの聖地、九州博多の地名。地元の名物ラーメンです。店主が長浜で修行し、京都風にアレンジしたものが「みよし」のラーメンだそうです。私にとっては、博多ラーメンというより、以下のように堂々たる「京都ラーメン」としての位置を占めています。

京都ラーメンの双璧 天下一品、みよし
大阪ラーメンの双璧  神座、金龍

(こうやって並べると両者のポジション(味ではない)が似ているような・・・)

何はともあれ、京都に行かれた際は是非どうぞ!

長浜ラーメン みよし


(確か、新京極のロックン広場の近くにも店舗がありました。)

(※)カウンター部屋での思い出
数年前の午前3時頃、TとKと私で例のごとく呑みの〆に長浜ラーメン「みよし」に。客席が満杯ということで店横のカウンターだけの部屋に通された。先客は50がらみの水商売風の女性が一人とその対面に座っていた男性客2連れ。2人連れの横に我々が陣取ってラーメンを食べ始めると、程なく2人連れは食べ終わり店を出て行った。我々がラーメンを食べ進めていると、何やら視線を感じる…。ふと顔を揚げると対面の女性が「ウフフフ・・・」と言いながら我々を見つめている。何だろうと思いながもラーメンを食べ進めていると、「ウフフフフ・・・あななたち、かわいいわネ。お口がチュルチュルと麺を啜っているのがかわいいわ。」と女性が言ったのでビックリして再び顔を上げると、女性がKを凝視していた。Kも顔を上げ、自分に向けられている視線を感じ、やや狼狽しつつもまたラーメンを食べに戻った。Tは普段の威勢はどこへやら何も聞こえないふりをしてひたすらラーメンを鬼のように啜っていた。女性は、その後「私にも息子がいてね。あなた達ぐらいの。生きていたらだけどネ…」と話を続けた。巧みな話術を持ち得ない、人見知り集団でもある我々は、唐突に始まった女性の独白に「そーですか…」と言いながらラーメンを啜るしかなかった。途中、Kは水を汲もうとセルフサービスの水汲み機に手を延ばしたのだが、Kのコップを持つ手に女性の手がかぶさってきた。「ウフフフ。こうしてお水を汲みなさいネ!一緒に汲んであげるわ。」とのこと。事態が飲み込めず、されるがままになっているK。そんなKを助ける風もなく、Tと私はひたすら固まってラーメンを凝視していた。ただならぬ女性の雰囲気に恐れをなした我々は急いでラーメンを食べ終わると、すぐさま席を立った。店を出しなに女性に「またねー」と声をかけられたKはテンパって店の敷居に頭をぶつけていた。女性にとってはそれがまたツボだったらしく顔がくだけていた。木屋町にはドラマがある。Kは年配の女性にモテる。という事を再認識した夜であった(K曰く「若い女性にモテた~い泣」とのことだがそれは叶わないらしい笑)。TとKについては過去の記事「京阪の桜と愉快な仲間達(前編)」 参照。 


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天下一品 総本店 [ラーメン]

今日は学生時代に所属していた合唱団のコンサートに行ったついでに、TとKと私で北白川にある「天下一品 総本店」に行ってきました。普段から「天一フリーク」を標榜しているクセに、総本店には一度も行った事が無かったので、ある種モグり感を抱えていた私ですが、今日はそのモグり感を払拭する事ができて良かったです(←大ゲサな)!


外観(裏手にある駐車場側からも入店可能です。)


社長と店の歴史が壁一面に描かれていました。軽くミュージアムです笑


特製スープライスセット ネギ多め(790円)

通常のラーメンと、海苔と明太子がトッピングされたご飯のセットです。こってりスープをライスにかけておじや風にしていただきます。なかなかおいしかったのですが、普通のライスをスープに投入して食べるいつもの食べ方の方(過去の記事「風邪には天下一品が効く?」参照)がおいしいのでは?と思ってしまいました。明太子のしょっぱさと海苔の風味がスープの味をころしてるような…(←生意気でスミマセン笑)

ラーメンの感想ですが、天一のスープは量が少な目でその分粘度が高いというイメージがあったのですが、総本店のスープは少し量が多目で粘度はそれ程高く無かったです(二条駅前店に近い?)。ただ、他の店では味わった事の無い奥深いコクがあったように思います(気のせいかも知れませんが…)。

天下一品本店(京都市左京区一乗寺築田町94メゾン白川1F)

帰り際に…
私「このマンション(メゾン白川)住んだら毎日天一行けるなぁ~。フフフ…」
T 「り~むぅ~やな」
K 「・・・」


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風邪には天下一品が効く? [ラーメン]

先週末に引いた風邪がなかなか治らないので、会社帰りに
私が民間療法の一と信じている天下一品(難波WINDS前店)に・・・。

特製ラーメン(こってり、にんにく入り、ネギ多め)とライスを注文!

最近ハマッている食べ方(※)で完食しました!
(鼻詰まりで味は良く分からずでしたが、治療効果に期待です(笑))

(※)
ラーメンの具と麺をおかずにライスを半分食べてから、もう半分をネギだけになったスープに投入して食べてます。こうすると、「チャーハンより魅力的な飯物がもう一品食べられる!」というお得感がありナイスです。「きたない食べ方やなぁ」などと私の職場では不評でしたが、天一の本店ではライスをスープに入れて食べる人が多いそうです。

ちなみに、私のよく行く「難波WINDS前店」では「こってり」と「あっさり」の中間である「ハーフアンドハーフ」があります(どこかのピザみたいですが…)。Wikipediaで調べてみると、天一のスープの濃さには寿司屋みたいに符丁があることがわかりました。


<天一のスープについて>
「こってり」と「あっさり」のスープを半々に混ぜた「2号」(別名「屋台ラーメン」, 「こっさり」あるいは「マイルド」)というのもある。もともとは、"裏メニュー"だったが(ちなみに「こってり」が「1号」、「あっさり」が「3号」で、厨房の符丁)、最近多くの店でメニューに記載されるようになった。メニューに記載がない店でも、「中間」あるいは「二番」と言えば、大抵は作ってくれる。 


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